【iPhone12】 指紋認証なしの理由は?復活はいつになるのか

2020年10月14日、新型iPhone「iPhone12」がApple社より発表されました。

iPhone12シリーズは5G通信に対応し、他にも軽量化・耐久性向上・カメラ機能の向上など様々な改善がなされています。

しかし、多くの人に望まれていたであろう「指紋認証(Touch ID)」は採用されず、生体認証はこれまで通り「顔認証(Face ID)」が採用されることになりました。

これに対して、ネット上では疑問の声が多く上がっています。

そこで今回の記事では「【iPhone12】 指紋認証なしの理由は?復活はいつになるのか」ということで、iPhone12に指紋認証が搭載されなかった理由やいつ指紋認証が復活するのか、その時期などについて調べてました。

iPhone12に指紋認証(Touch ID)は搭載されず

新型コロナウイルスの感染拡大が問題となっており、マスクを着用する人が世界的に増えている中、新型iPhoneの生体認証システムに注目が集まっていました。

マスクをしていると、従来の顔認証だと認識されずロック解除に手間がかかってしまうためです。
この不便さを解消するため、iPhone8まで採用されていた「指紋認証(Touch ID)」の復活を期待する声が多く上がっていました。

しかし、今回発表されたiPhone12には指紋認証は搭載されていないことが判明しました。

必要とされているご時世にも関わらず、iPhone12に指紋認証が搭載できなかった理由などはあるのでしょうか。

iPhone12に指紋認証が復活しなかった理由は?

技術的に指紋認証の開発・搭載が困難

今回の新型iPhoneに指紋認証が復活しなかった最大の理由として、最新の指紋認証技術の開発が困難であることが挙げられます。

最新のTouch ID技術は、指に超音波を送信し、センサーに跳ね返ってきた情報をもとに認証を実行するというもの。うまくいけば、従来のTouch IDに使用されていた静電容量式指紋リーダーよりも、はるかに安全性は高くなります。

GIZMODOより一部引用)

指紋認証の技術もiPhone8の頃に比べて進化していますが、それを開発してディスプレイに搭載するのはかなり困難のようで、Appleも四苦八苦しているそう。
「2017年にAppleはディスプレイ搭載型のTouch IDの開発に失敗したため、Face IDを使用している」とも報じられています。

Apple側も「顔認証(Face ID)が良いと思って使用しているのではなく、最新技術を使用した指紋認証の搭載が難しいから仕方なく顔認証を使用している」という感じのようですね。

マスクに対応したFaceIDの開発もされない

最新のTouch IDの搭載が難しいなら、「今のFaceIDがマスクをつけたままでも認識されるようにすればいいのでは?」という声もあるかもしれません。
確かに、それが実現したら多くのユーザーが抱えている不便は解消されることになりますね。

ただ、それもセキュリティ上採用されることは無いようです。

アップルのプラットフォームアーキテクチャ担当副社長であるTim Millet氏いわく、「見えないものを認識するのは難しい」とのこと。まず「顔認識モデルはとても良いのですが、厄介な問題です。ユーザーは快適さを求めていますが、同時に安全性も求めています」と前置き。その上でアップルにとっては「データが安全性を確保することが全てです」として、ロック解除を楽にするためにセキュリティを緩めるつもりはないと示唆しています。

Engadnet 日本版より一部引用)

・技術面の問題から、iPhone12に指紋認証を搭載することは間に合わなかった
・マスク姿でもロック解除できるFace IDの開発は、セキュリティ上の問題があるため今後するつもりはない

ということで、今回のiPhone12では従来のFace IDがそのまま採用されたものと思われます。

最新の指紋認証(Touch  ID)の搭載はいつになる?

今回は間に合わなかったから仕方ないとして、それならiPhoneに指紋認証が復活するのはいつになるのでしょうか。

これに関して情報を集めてみたところ、「iPhoneの指紋認証復活は2021年に延期」という記事が見つかりました。

指紋認証の復活は2020年ではなく、そこからさらに1年先の2021年になるという。

つまり、今から25カ月も先のことになるというのだ。この情報は著名アナリストのミンチー・クオ(郭明錤)のレポートで明らかになった。クオによると2021年のiPhoneは、顔認証のFaceIDに加え、指紋認証センサーを備えたものになるという。

アップルの新型指紋センサーはクアルコムの超音波ユニットを採用したもので、画面のどこをタッチしても指紋認証が可能になるという。アップルはこのテクノロジーの導入に関して、競合の先を行くのではなく、完成度を優先するアプローチをとるようだ。

Forbes」より引用

セキュリティや精度など、様々な要素の完成度を優先して指紋認証の復活を2020年ではなく2021年に延期したとのこと。

Appleは「真に信頼性が高く、安全なデバイス」を作ることにこだわっているため、最新技術を使ったTouch IDの搭載にもかなり慎重になっているようです。

この情報からすると

2021年に発売されるであろう新型iPhoneに、最新の指紋認証(Touch ID)が搭載されることは期待しても良いのではと思います。

ただ、それでも前述の通り技術的に簡単に作れる物ではないですし、コロナの影響で開発が遅れるという可能性も十分考えられそうです。

指紋認証復活を望む声は多いので、ぜひ来年のiPhoneには間に合って欲しいですね!