やらせ投稿・やらせレビューとは?なぜ投稿されるか理由を考える

やらせ投稿・やらせレビューが話題になっています。

レビューというのは本来、購入を考えている人が参考にするものなのに、このような事で不当に評価されて購入されなくなるのは残念な話ですよね。

このようなやらせ投稿というのはなぜ起こるのでしょうか。

今回の記事ではやらせ投稿・やらせレビューに関してなぜ投稿されるのか、その理由などについて書いていきたいと思います。

やらせ投稿・やらせレビューとは

やらせとは、事実関係に作為・捏造をしておきながらそれを隠匿し、作為などを行っていない事実そのままであると(またはあるかのように)見せる・称することを言う。片仮名で「ヤラセ」とも表記される。

新聞やテレビなどメディアにおいて行われるやらせを指すことが多い。(Wkipediaより引用)

要するに事実と異なることを、あたかも事実であるかのように見せるという事です。

商品のレビュー・評価に関しては、何も不当な低評価だけがやらせではありません。高評価もやらせの対象に入る場合があります。

自分の会社の商品は作為的に評価を上げ、他社の商品には低評価をつけることで売り上げを操作できる(操作される)ことが問題となっています。

また、今回話題になったAmazonだけではなく、2012年には食べログなどでも問題になったことがあります。(参考:https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0604E_W2A100C1000000/
不正が続けばネット上の情報の信頼性が大きく崩れる恐れもあり、なんとも迷惑な話です。

やらせ投稿・やらせレビューはなぜ投稿されるのか。その理由

先ほども述べた通り、
売れてほしい商品は高く評価をつけ、逆に売れてほしくない商品は低く評価することで、自分にとって都合の良い情報を偽造しネット上に流すことが目的です。

やらせを依頼する側は、どんな心理なのでしょうか。
実際に「やらせ」を指示して行わせてるネット販売業者のインタビュー記事があります。

【なぜやらせレビューを書かせる?】
同業者との販売競争に勝つためです。ライバルより少しでも高い評価を得て、売り上げを伸ばすために、やらせレビューのバトルを繰り広げています。

【やらせレビューを書き込ませるまでの手順を教えてください。】
まずは商品を購入してもらうところから始まります。実際に購入するとレビュー欄に「Amazonで購入」と表示され、信ぴょう性が増しますからね。レビュアーの手元に商品が届けば、最高得点の五つ星とともに、商品を褒めたたえるレビューを書き込んでもらいます。レビュアーにはこちらが指定した特定のキーワードを盛り込むよう指示しています。アマゾン内のキーワード検索で商品を上位に表示させるための工夫です。(略)

※いずれもhttps://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/011700016/?P=3 より引用

やはりやらせレビューは企業が個人に依頼し、書かせているものが多く存在するようです。
その中でも多くのマニュアル的なものがあり、いかにしてレビューによる販促効果を上げるか考えられているのか読み取れます。

しかし、依頼される側というのは今回のニュースで起訴された女性も「深く考えずにやってしまった」と供述しており、悪気は無く「ひとつの仕事」として請け負ったものと思われます。
この女性もある意味では業者の被害者ですね。

企業などの団体だけではなく、個人でも純粋に「これは売れてほしいけど、あれは売れてほしくない」という心理が働き、利益上の損得抜きでやらせとみられるレビューを書き込んでいるケースも多々見られます。
単なる自己満足から来ている行動なのでしょうか。

やらせ投稿・やらせレビューに騙されないために

嘘のレビューを書き、評価を傷つけることは一般ユーザーを騙す行為になりしてはいけない事です。

今回のケースのように委託した業者はもちろん個人も罪に問われる可能性もあります。そのような仕事の依頼があったとしても、絶対にはっきりと断らなければなりません。

消費者がレビューを参考にする際は、

・本当にその評価は実際に購入した・利用した人のものなのか
・適切な日時に投稿されているのか(発売前などに連投されているものなどは論外)
・レビューの文字数や構造(特定のワードがたくさん入っているなど)は不自然ではないか

など、色々と注意しなければなりません。正しい情報を見分ける力というのがより求められています。

ユーザー一人一人の選ぶ権利が尊重されるようなメディア構造になって頂きたいものです。