日本の子ども「精神的な幸福度」はワースト2位。理由を考えてみた

こんなニュースが話題になっています。

世界の子どもの幸福度を調査したユニセフの最新報告書が取り上げられ、日本の子どもは「身体的健康」は1位であるのにも関わらず、「精神的幸福」はワースト2位という結果が出ました。

この結果、子供時代に辛い時期を過ごしてきた私には痛いほどよく分かります…

今回の記事では、”日本の子ども「精神的な幸福度」はワースト2位”というニュースに対して、そのようになった理由を自分の経験を交えながら考えてみました。

日本の子どもの「精神的な幸福度」がワースト2位である理由

あくまで私の考えですが、日本は「出る杭は打たれる」というのが一般的な集団の形であると感じています。

何か変わったことがあったり、他と比べて抜き出ていることがあるといじめられたり、陰口を言われたり。これは大人の世界でも子供の世界でも一緒ですね。

個人ではなく「集団がどのような考え方をしているか」が大切で、それに染まらないと自分も出る杭の一つになってしまいます。

これが職場や学校でのいじめ、パワハラなどに繋がっているのでしょう。最近ではクラスでのLINEいじめなども話題になりましたね。

日本の若年層の自殺率の高さは、深刻な問題となっている。

厚生労働省の「自殺対策白書」(2019年度)によると、10~39歳の各年代の死因の第1位は自殺だ。

15〜34歳の若い世代で死因の1位が自殺となっているのは、先進国では日本のみ。死亡率は他の国に比べても高い。 (HUFFPOSTのニュースより引用

実際にこのような統計も出ています。集団を重んじるという考え方自体に反対する気はありませんが、なんとも悲しい結果です。

自分の経験から「精神的な幸福度」ワースト1位である原因を考えてみる

私は子どもの頃、特に小学生時代はクラスの色んな人からいじめられていて毎日死にたいと思っていました。

自分では特に何もしてないつもりだったのですが、今思えば

・「集団で成果を出す」体育(球技)という科目が非常に苦手だった
・太っていて「周りとは違う」体系だった
・話すのが苦手で「グループの輪に入れなかった」

などと、あらゆる場面で集団に馴染めてなかったというのが理由だったのかなと思います。

当時の私は子どもながら「親に迷惑をかけたくない」と思っていて相談することは無かったし、状況が悪化することを考えると先生にも相談できませんでした。

今はいじめに対する子どもの相談窓口などもありますが、当時はおそらく無かったと思います。(私が知らなかっただけかもしれませんが)
一人で抱え込むしかなくて、本当につらい毎日でした。

最初は何もしてこなかった子も、先にいじめていた子を見て自然と「自分もいじめないと自分が仲間外れにされる」と思っていたのでしょう。

今の子ども達の中にも、私の時と同じような悩みを抱えている子がいるかもしれないと思うと辛いし、”日本の子の幸福度 健康は1位、「精神」はワースト2位 ”という今回のニュースにも納得してしまう部分があります。

【精神的な幸福度ワースト2位】どう対策していけばいい?

日本に古くからあるであろう「集団を重んじる」「出る杭は打たれる」という考え方を今更覆すことはできないでしょう。
よって「いじめそのものが絶対に起きないようにする」というようなこともおそらく出来ないのではないかと思います。

前にも書きましたが、その考え方自体が悪いのではなくてそれがいじめに繋がってしまうことが問題なんですよね。

とにかく、今の子どもや若者を守るセーフティネットは充実させてほしいと切に思います。
誰にも知られず相談できる場所や逃げられる場所があるというだけで、本当に全然違うはずなので。

あの時の自分にも、安心して過ごせる場所・話せる人が居ればどれだけ気持ちが楽になったかな…と思います。「精神的な幸福度」も高くなっていたのではないでしょうか。

すべての子ども達が、いつも安心して楽しく暮らせるような世界になりますように。