アイコンイラストの描き方のコツ。見栄え良く見せるポイントなど!

イラストの仕事といっても、その種類は挿絵・グッズ・漫画・Vtuber・似顔絵etc…など非常に多岐に渡ります。

その中で需要がありながらイラスト初心者でもとっつきやすく、気軽に行えるものが「アイコン作成」です。

私はこれまでイラストの仕事の依頼で、アイコンの作成を何枚も受けさせて頂きました。
さらにプライベートでも、仲の良い人に無償でアイコンイラストを提供したりもしていました。

有償であれ無償であれ、自身で頑張って描いたアイコンを大事に使ってくださるのは、当然ながら描き手として非常に嬉しいものです。

今回はアイコンイラストを数十枚描いてきた私が考えた、アイコンの描き方のコツや見栄え良く見せるポイントなどについて解説していきたいと思います。

 


SNSに使用するアイコンイラストは大事!

SNSなどに使用するアイコンというのはその人の顔、いわば分身という見方も出来ます。
自身の存在感を示すほか、好きなものや趣味などをアピールするという大切な役割もあります。

特に初めて見る人の場合、その人の「第一印象」をつかさどるものでもありますよね。実生活でもWeb上でも第一印象は大切です。

なので作成する側はいかにして、そのアイコンを使用する人を引き立てるか考えて描く必要があります。

何も考えずに描いてしまうと…

例えばこの自作したイラストを、このままTwitterのアイコンに設定してみます。

イラスト全体に占めるキャラの割合が小さいため、ぱっと見て何の画像か分かりづらくなってしまっています。

拡大などして設定してもいいのですが、純粋に画質が悪くなってしまったり相手に調整する手間を与えてしまうと考えると、やはり初期設定からぴったり収まるように作成するのが良いでしょう。
有償依頼であれば尚更ですね。

依頼者側にこだわりが無いのであればともかく、一目でその人の好きなもの・ことをアピールできたり、その人自身を表すものにしたいものです。

アイコンイラストを見栄え良く見せるポイント

続いて私がアイコンイラストを描く際に意識したり、実践していることについて解説していきます。

キャラの顔や、その人の特徴がはっきり分かるようにする

キャラクターの絵をアイコンとする場合は、肩から上の部分を描くことをお勧めします。

特に通常頭身のキャラの場合、全身をアイコンの枠に収めるのは難しいですし、収まっても顔の部分がかなり小さくなってしまうのでアイコンとしては不適切です。

ミニキャラの場合は全身、もしくはそれに近い構図で描く場合もありますが、身体の比率を考慮してキャラの顔や特徴がはっきり分かるように描きましょう。

もう一つのポイントとして、

何か好きなものをアピールする場合は、キャラの顔とその「好きなもの」もはっきり分かるように描くと良いです。

アイコンの目的の一つが自身の趣味などをアピールすることなので、そのことも配慮して描くと喜ばれるでしょう。

キャラに配慮して背景の色を選ぶ

背景が彩度の高い色だったり、黒に近い色だったりするとアイコンにした時、キャラが背景に負けてしまいます。

極端な例ですがこのアイコンの場合、キャラよりも周りの色に目がいってしまうのではないでしょうか。

メインとするキャラのイメージカラーを意識しつつも、パッと見た時にキャラを認識しやすいよう背景色は薄めの色にするのが良いと思います。

背景に色だけではなくキャラ以外のイラストや模様をつける場合

この場合も、キャラが背景に負けないように配慮する必要があります。

模様でいうと例えば、ストライプ柄やドット柄などがアイコン絵では多く使われている印象です。
これらも色が濃いとキャラより目立つことになりかねないので注意。

キャラとは別に背景とする絵を追加する場合、
それが何かはっきり分かるように描きつつも、あくまで「背景はキャラを引き立たせるもの」という認識を忘れないでください。

背景絵を付け足したアイコンの一例です。
アイコンに設定したとき端の方にくるようにあじさいの位置を決め、少し物足りなさを感じたのでしずくを目立たないように描き足しました。

枠(フレーム)をつける

アイコンの形というのはその用途によって異なりますが、多くが丸もしくは四角です。使用用途が分かっているのであれば、その形に合わせて枠を付け足すといい感じに。

枠をつける際は、実際にアイコンとして表示される部分(画像の点線部分)よりやや内側に色を置いて作成します。

枠の太さは好みによって調節してください。枠そのものに線や模様をつけても良いでしょう。

また、色を乗せるのではなく、装飾ブラシなどを使って枠を描く方法もあります。

その一例です。
外側に描きすぎると、アイコンにした時に切れてしまうので注意。アイコンとして表示される部分からはみ出さないようにしましょう。

まとめ

ここまで紹介した、アイコンイラストを見栄え良く描くポイントについてまとめます。

・キャラクターの顔や趣味・好きなことを表すものは、一目でもはっきり分かるように大きく描く
・背景をつける場合はキャラが負けないように配慮する。濃い目の色は出来るだけ避ける
・用途に合わせて枠(フレーム)を入れる

これらのポイントを意識して頂ければ、アイコンとして映えるイラストを描くのに役に立つのではないかと思います。

また、作成したアイコンを人に渡す場合、
自分でも実際にアイコンに設定してみて、きちんとした見た目になっているか確認するのも大切です。(もちろん相手に渡した後は元に戻しましょう)

パッとみて「ん?」と違和感を感じるのであれば、それが無くなるまで修正しましょう。
このようなひと手間が、依頼者により満足して頂けるアイコンイラストを描くことに繋がります。

私自身も相手に喜んでもらえるようなアイコンイラストを描けるように、これからも頑張ります!