イラストが下手だと仕事にできない?そんな悩みを持つあなたへ。

「イラストの仕事」というのは、イラストが上手い人にしかできないと思っていませんか?

確かに、イラストが上手い人ほど仕事の依頼を受けやすいのは間違いないと思います。

とはいえ、ただ絵が上手いからといって必ず仕事を受け続けられるのかというと、そんなことはありません。
絵が上手くなくても、イラストを仕事にしてる人はたくさんいます。

私もその一人で、実際にこれまでイラストの依頼を10件以上受けてきました。

今回はイラストに自信が無くても仕事にできる方法や考え方について、自身の経験を交えながら解説していきたいと思います。

イラストが上手くなくても仕事はできます

イラストなどの仕事を募集できるサイトを見ていると、出品者によって技術の差は確かにあると感じます。
しかし、パッと見て純粋に「上手い」と思えるような人の絵よりも、そうでない人の絵の方が人気の場合も多いんですよね。

それはまぎれもなく、その人の絵が「求められているから」です。

逆にどれだけ技術があったところで、その絵柄が世間に求められないのであれば、絵の仕事をする機会は少なくなってしまうのではないかと思います。

私自身もイラストを3年以上続けてきて、当初と比べたら確実に上手くなったものの、上を見れば本当にキリがありません。
Twitterなどで「神絵師」と呼ばれている人の足元にも及ばないと感じます。

それでもありがたいことに私の絵を必要としてくれている人がいて、依頼を頂いています。それは何故でしょうか?

仕事につながるイラストとは?

イラストを依頼する側が求めていることを考える

では具体的に、仕事においてどんな絵が求められているかというと
依頼者のニーズに応えられているイラスト です。

イラストの仕事というと、アイコン・漫画・絵本などの挿絵・グッズ・Webサイトにつかう絵など…非常に多岐に渡ります。

例えば漫画を描く仕事がしたい場合、ネット上で記事として出回っているものなどは、絵そのものよりも雰囲気や面白さが重要視されています。
それなら絵の技術を伸ばすというよりも、漫画ならではの表現の仕方や話の組み立て方などを勉強するほうがよほど大切だと思います。

例えば似顔絵に近い人物画というのは、絵の技術的には大変素晴らしいものだと思いますが、それをグッズにしたところで必要としている人は少ないのでは?と考えることもできます。

私の場合、一般的なソーシャルゲームに出てくるようなキャラクターを描きたいというよりは
絵本の挿絵に合うような絵を描いたり、またWebサイトのヘッダー・アイコンのデザインに関わるような仕事をメインでしたいと思っています。

なので絵本に合うような雰囲気のイラストを描くコツについて勉強したり、イラストの練習だけではなくデザインやレイアウトなどについても少しずつ学んでいくよう努力しています。

そのように意識することで、実際それらに関わる依頼も頂くようになりました。

季節にあったイラストを描いてみる

「それぞれの季節にあったイラストを提供する」という方法もあります。

春夏秋冬そのもののイメージや、それぞれの季節に関連する行事などのイラストです。例えば、

春→花見、桜、進級進学
夏→海、プール、キャンプ
秋→運動会、紅葉、月見
冬→クリスマス、お正月、雪

こんな感じで、色々思いつくものがありますよね。
イベントに関するポスターや広告などを作る際、このようなイラストの需要というのは確実に増えます。

クラウドワークスなどのサイトに登録している方がいれば、季節のイラストを自身のポートフォリオや紹介ページに載せたりしてアピールするのも良い方法だと思います。

イラストの流行を意識してみる

また、イラストにも流行りというものがあります。

90年代は鼻や口などのパーツをしっかり描き込み、目のハイライトは大きく…というような絵柄が流行っていました。(参考URL: https://ichi-up.net/2016/006
しかしそれを今の時代に描くと、浮いてしまい受け入れられにくい絵柄になってしまいます。

どんな描き方が流行っているのかというのは、pixivなどのサイトでランキング上位にあるイラストや人気のイラストレーターの方を絵柄を見ると参考にできるのではないかと思います。

もちろんその通りに描くという事が一概に良いとは言えませんが、流行りの絵柄というのも意識しておくといいでしょう。

「イラストが下手だから仕事にはできない…」と悩む前に

「自分はまだ下手だから、仕事にするのはもっと上手くなってからじゃないと…」

こんな考えをお持ちの方もたくさんいると思います。

でも、上手い下手は別にして、

あなたの絵という商品が必要か・必要でないか決めるのは依頼して下さる方が決めることです。
それに関しては、まず出品(=イラストの仕事の募集)をしてみないと分からないことです。

なので、あれこれ考える前にまずはお仕事を募集してみてはいかがでしょうか?

それで売れなかったら、アイコン絵から漫画にシフトしてみたり、何が足りないのかを考えてその技術を磨く…など出来ることはたくさんあるはずです。
自分の絵が何に対して需要があるのか、考えてみると少しずつ解決策が見えてくると思います。

それがきっかけで別の分野に触れる機会があったり、絵や表現の技術の向上に繋げられたりするので、決して損する話ではないはずです。

私もイラストの仕事を始めた頃は、自分の絵に決して自信があるとは言えませんでした。
それでも実際に仕事を受けてみたりすることで「自分の絵を必要としてくれている人がいる」と自信になり、結果的に技術の向上にも繋がりました。

まずは勇気を出して、初めの一歩を踏み出してみましょう!