イラストの上達過程の例。私がそれぞれの作品で意識したこと

2017年6月。私は全くと言っていいほど、イラスト経験0の状態からデジタルイラストを始めました。
回の記事では当時から今に至るまでの過程というか、変化をまとめています。

その際、何を意識したか・何を目標にして描いたのか付け加えました。
今はイラストを描き始めたばかりの方も、「こんな風に考えていけば上達できるんだ」と参考にして頂ければ幸いです。

特に初期の絵は見せるのが恥ずかしい物も多々あります。お目汚しかもしれませんがご了承ください。

私のイラスト上達(変化)の過程

2017年

デジタルイラストを始めた年でしたが、この時点では「上達する」ことを考えて描いていませんでした。読み飛ばして頂いても大丈夫です。

2017年6月7日

始めて無料ペイントソフトを使って描いた記念すべき(?)絵。諸事情により一部しかお見せできませんが…
今からデジタルイラストを始めるという方がいましたら、これを見て自信を持ってください!(笑) 同じレイヤーに線画と色を重ねたり、何も分からない初心者ならではの事をしていました。

2017年6月24日

始めてSNSに投稿した絵。
当時使用していたペイントソフトの基本的な使い方を一通り調べてから描きました。レイヤー、塗りつぶしなど本当に基本的な機能だけですが。

他にも数枚描きましたが、2017年は自分の描きたい絵を好きなように描いていただけで「○○を意識して描く」ということはほとんどしていなかったと思います。

2018年

2017年の9月~2018年1月の期間は実生活の都合でほぼ描いておらず、以降は本格的に上手くなるための練習を始めました。
イラストの技巧書などを買ったり、ネットで配信されている講座を見るようになったのもこの辺りからです。

2018年2月1日

とあるキャラクターを描こうと、実際にそのキャラクターの写真を見ながら描いたものです。
以下ではそれぞれの作品に対して自分の中で意識したこと、もしくは行った事について付け加えていきます。

・どんな題材であれ資料を見ながら描く(そもそも資料が無いと描けないので)
・分からないことがあっても、とにかく最後まで描く

この2つのポイントは、初心者ながら大切だと感じていました。
この頃から資料を見る癖をつけていたのは本当に良かったと思います。

影をエアブラシのみでつけていたので、今見るとかなりぼやっとしたイラストになってしまっていますね。

2018年5月6日

・陰影の輪郭線をきちんと描く
・分からないものは資料を見る
・資料が無いなら自分で作る(写真を撮る)

陰影の輪郭線に関しては「意識する」だけで、実際思い通りに描けるようになるのはもっと先でしたが…
それでも自分の描きたい物をできるだけ忠実に表現しようと頑張っていたと思います。

2018‎年‎8‎月‎17‎日

2018年10月19日

・星空の描き方を勉強する(上のイラスト)
・ミニキャラの描き方とポーズのつけ方を勉強する(下のイラスト)
今自分ができる最大限の事をやって完成させる

星空もミニキャラも良い描き方が全然分からなかったので、調べながら作業を進めていましたね。いずれも人に渡したイラストなので、とにかくいい仕上がりにしたい!という気持ちでいっぱいでした。

この頃も全体的にぼやっとした感じに見えるのが悩みでした。相変わらずエアブラシに頼りすぎてたと思います。

2019年

2019年1月23日

・通常頭身の人物の描き方、特に顔回りについて勉強する。その内容を自分のイラストに反映させる
・背景もきちんと描こうとしてみる

今見るとサブキャラの顔がゆがみすぎてますね…

当時は”左右反転機能を使って絵のゆがみを確かめる” ことをしていなかったため、気づかずそのまま完成させてしまったのだと思います。
絵の歪みはなかなか気づけない事も多いので、反転させたりキャンバスを引いてみたりして都度確認しましょう。

2019年5月19日

・今まで棒立ちばかりだった人物に何らかのポーズをつける
・ぼかしに頼らず、できるだけはっきりした線で塗る

この2点が当時の課題でした。この辺が個人的にターニングポイントだったと思います。
描きながらも他の方のイラストを参考にしたり、ポーズのつけ方について解説しているサイトを見たりして上手く描くために必要な知識をつけたりしていました。

2019年7月4日

2019年12月23日

・ミニキャラの描き方について、本を見て再度見直す
・塗りはとにかく陰影をはっきりさせることを意識し、ぼやけた絵にならないようにする
・髪の塗り方を今までと大幅に変えてみる。線ではなく髪束の形を意識して入れるようにする
相変わらず仕上げがぼやけてしまうのが課題でしたが、徐々に改善はされてきたと思います。

2020年

‎2020‎年‎3‎月‎6‎日

この頃、ありがたいことに11体のミニキャラのイラスト依頼を頂いていました。そのうちの一体です。

・影の輪郭を出して、ぼやけた絵にならないようにする
・そのために塗り方を変える
・好きなプロの方のイラストをトレースして、色の塗り方を研究してそれを自分の絵に反映させる
塗り方をどう変えたのか具体的に言うと
今までエアブラシを仕上げに使っていましたがそれが原因でぼやけた絵になってしまうため、エアブラシは先に置いてからメインの影を乗算で塗るというやり方に変えました。
プロの方のイラストをじっくり見て研究し、真似てみて発見した方法です。
思い切って今までやらなかった方法を試してみるというのは、上達に非常に大切な事だと感じました。

その後もキャラ数を重ねるたび色々試行錯誤させて頂き、自分の今の塗り方を徐々に確立していきました。

まとめ 常に目標を決めて描くことが上達に繋がる

イラストはただ闇雲に描くだけではなかなか上達しないと思います。

私は一つ一つの作品に対して、
「今回は影をはっきりつけるようにしよう」「写真とか見ながら人物にポーズをつけてみよう」「プロの絵にできるだけ近づけるように描いてみよう」などと、自分の中で目標を決めて描くことを意識していました。

何も考えずに描いた作品もありますが、それで仕上げた絵というのは得られる経験値も少なかったと感じました。

これからは「プロの絵を参考に自分の絵を描き、後で何が違うのか見比べてみる」という練習法を徹底してやっていきたいと思っています。
まだまだプロの方の絵には遠く及ばないと思っていますが、
それだけ伸びしろがあるということ。これからも頑張ります!